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2014年3月 5日 (水)

祇園饅頭のひちぎり@岡崎

お気に入り和食店でランチ!の日曜日。そちらのネタは後程ということで先に季節ものの和菓子ネタを1つ。

京都では3月3日の雛祭りに欠かせないお菓子がある。それが今回ご紹介する「ひちぎり」だ。古くは平安時代に起原がある古式ゆかしい和菓子だが、宮中で人手が足りない時に餅を丸める手間を惜しんで引きちぎったのが始まりだとのこと。しかし、京都ではこういう季節食べ物ネタは事欠かないですなぁ。 京都の和菓子店ではこの季節、それぞれのお店の工夫を凝らした色々なひちぎりを出しておられるらしい。

祇園に向かうランチ前、お腹減らしにちょっと遠回りしようと京阪五条から五条坂を登り東大路通を北上してきたのだが、たまたま前を通った亀屋清永で面白い形の和菓子があるのを発見。 ショーウインドウに掲示していた説明書きを読んで、雛祭り専用のそういうお菓子があることを恥ずかしながら初めて知ったのだ。

で、祇園でランチ後。お腹減らしに岡崎の辺りまでぶらぶら散歩して、最近オープンした外資系高級ホテルをちら見して帰ろうということに。で、お土産に和菓子が良いねと前から目を付けていた和菓子店に向かう。

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やってきたのは岡崎の平安神宮大鳥居まであと100m、というところにある祇園饅頭の工場。お隣は以前ご紹介した鴨汁が旨い蕎麦店、桝富

祇園饅頭というと四条大橋の東詰、南座の隣の「にしんそばの松葉」ビル1Fという、京都でも目抜き通り中の目抜き通りにある和菓子店。文政年間創業というから、1800年前半という京都和菓子店では比較的新しめsweat01な老舗。
四条のお店のほうは、場所柄ちょっとだけ高級なお土産やさんという雰囲気だが、 こちらの工場は町の小さな和菓子工場そのもので、非常に気軽な感じだ。工場の裏手には白川が流れている。

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入り口の扉が開け放たれ、簡単な台が置いてあって作りたての和菓子が陳列されている。こういう普段使いの出来立てお菓子が、普段使いのお手頃価格でいつでも買える幸せ。

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祇園饅頭というと、米粉で作った「お志ん古」が有名だが、今日はひちぎりなどを購入。帰ってお茶タイムに頂くことに。

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こちらが祇園饅頭謹製、ひちぎり。形から「あこや餅」とも呼ばれる。ひなまつりのお菓子なので女の子の成長を祝う、という意味が込められているんでしょうな、そこはかとなく。 
餅にもほんのり甘味を付けた優しいお味。よもぎとさくらの上には甘さ控えめなこしあん、白いのには粒あんが乗っかっている。むちむちぶるんと快い食感。お志ん古とベースは同じ(米粉)かもしれませんな。

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で、にっき餅・豆餅¥150も一緒に買ってきた。お手頃ですな。こちらは小ぶりの可愛らしい大きさ。が、むっちりと良い食感で食べごたえあり。出町ふたばも美味しいがちょっと大きすぎて晩御飯に差し障るほどsweat01なので、最近はこれぐらいのほうが嬉しい。

とても気に入ったので、また岡崎周辺を散歩するときに買いに寄りそうな予感です。ご馳走さまでした~。

 

 

◆祇園饅頭 工場
住所:京都市東山区三条通白川橋西入大井手町103
営業時間:10:00~17:30ごろ。不定休(土日祝は営業 木曜休?)
TEL:075-771-1353

 

 

2014年2月23日 (日)

伸しするめ専門店 京するめノ里@深草

で、このネタの続きのお土産ネタを1つ。

先日、たまたま関西TVのよーいドンを見ていたら、深草に昔ながらの伸しスルメを作っている工場(こうじょうではなくて、こうば)が紹介されていて、伸しイカとはまた懐かしいなと気になって検索したら、深草駅の近くに直営ショップがあることを発見。

大正13年からの老舗。工場で昔の洗濯機についていたようなローラーにスルメをかけて、みるみる伸ばしていくのが面白かったので、一度食べてみようと狙っていたのだ。お店は龍谷大学の近く、師団街道龍大前交差点の東側。われわれは伏見稲荷からとろとろと散歩がてらやってきたのだ。

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こちらが京するめの里なり。内陸部の京都で冷蔵技術がなかったころは、海産物と言えば乾物で、その工夫から棒だらやみがき鰊と言った乾物料理が開発されることになったのだが、スルメもそのままでは固くて子供や老人が食べにくい、ということで京都のような内陸部で伸しイカが作られたんでしょうな。

自分も遥か昔、駄菓子屋さんでよっちゃんイカやらを買い食いしていた記憶あり、なのだが、もともと子供向けの駄菓子メーカーだった模様。しかし、国産スルメイカを京都で加工して、となると、現在では「高級乾きもの」になっちゃいますな。

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店内はえらくお洒落で、駄菓子屋さんというよりは京の老舗の風情漂う大人向け和菓子店、と言う感じ。扱っているのはスルメのみですが。
色々なフレーバーがあるのが非常に楽しい。

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店員さんに教えてもらい一通り試食して、2袋ほど購入。一通りの味が楽しめる味わい巡りは130gで¥1050なり。 プラス、このお店で最も辛い味付けの「つゆからおする」を追加で購入。こちらは50gで¥600弱だったように記憶。

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味付けはスルメとは思えないほど非常に豊富。唐辛子味のホットにつよから、雲丹、海苔、胡麻に蜜味、味噌味に昆布味にあっさり系な剣先という布陣。ちゃんと個装されているが、入れるのは手作業のようで、袋に入っているのは1枚から2枚ぐらい、というアバウトさがなかなか良い風情。sweat01

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昆布とかは口に入れると粘りが出てくるほど昆布化していて驚くのだが、甘辛味がとても美味しい蜜味と激しく辛い!つよからがとりあえず一押し。味噌も良いかな。これが2、3枚あればちびちびと熱燗2合、焼酎お湯割2杯ぐらい飲めそうな感じだ。伸してあるので食べやすいのもGOODなり。祇園の高級なBarでアテに出てきそうな予感ですな。

こういうスルメやらイカくんやらチーズ鱈に、各種豆類やドライフルーツといった乾きもの系は、ほぼなんでも大好きなので、美味しく頂けました。ちょっとお値段はしますが、お土産にも良さそうなので、また実家方面の土産物に使わせてもらうことにします~。

 

 

 

京するめノ里
住所:京都市伏見区深草綿森町18
営業時間:8:30~18:15 無休
TEL:075-641-2525

 

 

2014年2月13日 (木)

鍵善良房 本店 @祇園四条(祇園大茶会編その2)

で、こちらの祇園大茶会ネタの続き、その2です。

壹銭洋食で小腹を満たしたあと、残りの8枚のチケットでこれまた普段買わないようなお店でなにか買って帰ろうという作戦。11:00近くなってようやく開店しだしたお店もある祇園界隈ををぶらぶら散歩。と、鍵善良房(かぎぜんよしふさ)前にも 祇園大茶会用特別メニューがあるという掲示を発見。温かいくずきりだ。そういえば、冷たいのは頂いた記憶があるが温かいのは食べたことが無い。

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高台寺の支店にもう思い返せないほど昔に一度行ったことがあるきりで、これは一度お邪魔しないと!と、我が家の大茶会2軒目に選定。

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店内は非常に広々としており、なんと60席。流石に11:00なのでお客さんはまばら。京都でもこの規模の甘味店というと、虎屋菓寮かこの前行った鶴屋吉信ぐらいしか思いつかない。。。 先ほどとは打って変わった落ち着いた感じcoldsweats01で、静かに中庭を眺めながら京都らしいゆったりした気分を味わえるのだ。

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まずはほうじ茶とこのお店のもう1つの名物、菊寿糖が出てくる。大茶会メニューをお願いし、和三盆が舌で速やかにほどける涼しさを味わいながら、暫しのんびり。

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で、暫しの後、こういう特別誂えの2段重ねの器に入ってくずきりの温かいのが登場。

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割り箸で静かに持ち上げないとつるりんと逃げてしまう柳腰で、添えられた黒蜜に慎重に付けてつるつると頂くのだ。温かくしても独特のくにくにぶりぶりとした食感は健在。温かいのもアリ、ですな。

意外に量もたっぷり。おやつより、二日酔い明けの朝に頂くのが京の定番だ!という人も居られるらしい。そういう食欲の無い時に頂くと確かに嬉しいかもしれませんな。 わらびもちとも、ところてんとも違う、なんとも色っぽい食感を楽しみつつ、ほっこり。普段は¥900で出されているので、お得に頂けたのもとても嬉しい。happy01

支払いの時、つい店員さんに「鍵善さんがこういうイベント事に参加されるのはとても珍しいですよねぇ」と声をかけると「初めてなのですが、喜んでいただけるとうれしいですね」とのことだ。

多分、冬の間は意外に穴場なお店で、寒い季節は粟ぜんざいも出されているようだ。高確率で近日中に再訪していそうな予感です。ご馳走様でした~。また来ます~。

鍵善良房 本店 (かぎぜんよしふさ)
住所:京都市東山区祇園町北側264
営業時間;9:00~18:00(L.O.17:45)  
TEL:075-561-1818

で、お次は大茶会お土産編ということで。。

2014年2月 6日 (木)

加茂みたらし茶屋@下鴨

で、こちらの鯖寿司店ランチのつづきネタ。
京都に越してきて3年、大阪時代も年に5回以上はずーっと京都には定期的に遊びに来ていたが、なぜだか盲点のように行きそびれていた昔ながらの甘味屋さんを目指す。花折から下鴨本通をそのまま北上。徒歩5分ほどで、こういうお店が見えてくる。

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暖簾の「京名物」は伊達では無い、みたらし団子発祥の店「加茂みたらし茶屋」なり。ここも京都甘味店有名度ランキングでは相当高位置でしょうな。。

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甘味屋さんとするとメニューは非常に豊富。横にちょっとしたお庭もあり、気候の良いときは外の緋毛氈を敷いた縁台に座ってゆったりできる。2月という寒い時期なのに、外で食べておられる若い女性が居てびっくり。。ま、比較的温かではありましたが。我々は素直に店内に。

席数はかなり多い。30席以上ありそうだ。13:30と中途半端な時間だったので、半分ほどの入り。家族連れ旅行客や、井戸端会議なのか近所のマダム、それに1人でスマホを触りながら団子を食べているクラブ帰り?男子高校生が居たり、なかなか客層は幅広そう。

で、奥隅のゆったりできそうな席確保。注文したら5分たらずで目当てのみたらし団子が登場。

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小粒の団子が5個。1つ離れて付いているのは頭、残りの4つで人の体を模ったものだそうな。団子は粘り気は少な目で食べやすく、これまたさらりとした甘味のタレと良く合う。木匙が付いているので、適宜団子に絡ませながら頂きます。香ばしい香りがたまらない。

鎌倉時代から存在する!というから驚きだ。当時漂白された白砂糖はまだ無いはずで、黒糖が基本レシピになるのでしょうな。。なんともはんなりした、が、現在でも全然OK!な美味しいお菓子で¥400なり、でした。 

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が!更に気に入ったのがこちらのぜんざい¥800なり。嫁も食べる気満々で2つお願いしたのだが、焼き立ての結構大きな餅がででーんと2個、大粒の小豆がこれでもか!状態。こちらはしっかり甘く、なんともゴージャス。綺麗に澄んだぜんざいで、豆の粒々をつぶさないでじわじわじわじわと煮たんでしょうな。。
個人的には、伽羅蕗が付いているのが超嬉しい。

流石に超お腹一杯でギブアップなり。メニューも豊富なので、また季節替わりにやってきそうな予感です。いやー、大満足でした。

◆加茂みたらし茶屋
住所:京都市左京区下鴨松ノ木町53
営業時間:9:30~20:00(L.O.19:30) 水休(祭日の際は営業)
TEL:075-791-1652

食後はお腹減らしに下鴨神社にお参りに行こう!ということに。

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やってきたのは下鴨神社の境内。境内を横切る川を御手洗川と言い、毎年土用の丑の日前後に行われる「御手洗祭」が行われる有名だ。この写真の奥にある御手洗池に足をつけて罪や穢れを祓う足付け神事がある。昨年はそのお祭りにやってきて、7月なのに川の水がとても澄んでおりひんやりと冷たくて、大変気持ちが良かったのを思い出した。

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みたらし団子は「みたらしの池」から湧き出る泡を模して作ったのが始まりだという説もある。こちらがその「みたらしの池」ですな。流石に寒くて人影も少なく、今は足を付ける勇気が起こりませんが。。(足を付けて良いのは神事の時だけなのでご注意を。)

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が、春は意外と近くまでやってきていそうな、そんな雰囲気ですな。。

 

2014年1月28日 (火)

鶴屋吉信@今出川堀川

で、こちらの饂飩店ネタの続き。
お昼後、嵐山近くにあるスパ銭のサウナで力いっぱい汗をかき、かなりスッキリ。1時間半ほどまったりした後、喉も渇いたし、小腹も減ったのでどこかでお茶でもしようよということに。

で、以前から非常に気になっていた老舗和菓子店の喫茶コーナーに行ってみることにしたのだ。お店の名前は鶴屋吉信。京観世につばらつばら、福は内に柚餅・ブルーベリー餅など古典的なものから現代風アレンジ和菓子まで手広くやっておられる、我が家もお気に入りの一軒。

その本店の2Fに巨大カフェがあり、京都の和カフェでも特に好き!と何人かのご推薦を頂いたので、狙っていた一軒。2Fのカフェには和菓子職人さんが常駐されていて、目の前で作って頂いた和菓子を頂けるコーナーがあり人気だ。場所は今出川堀川の交差点に面しているので、土地勘の無い人でも直ぐに解る。10台ほどのPAも完備しているので車で行きやすいのも嬉しい。

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1Fの店舗は、1軒の和菓子店とするとありえないほどゆったりとした空間で、あまり旅行シーズンでもないこの時期に大勢の買い物客で一杯。入り口わきに2Fのカフェ、「お休み処」に続くエントランスがある。奥に進み店内に入ってエレベータで2Fに。

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入り口横にカウンター席が8席分ほどあり、そこが手作り和菓子の実演コーナー。初老の品の良いご夫婦が既に見事な職人さんの手さばきに見惚れている真っ最中。少し待つ必要があったのだが、横にあるサンプルを見て、和菓子じゃなくって奥のカフェ「お休み処」に行こうよと方針変更。

奥のカフェは中央に巨大坪庭を囲んで、全50席以上という広さ。20人ぐらいのお客さんがまったり午後のお茶タイムを楽しんでいるのだが、ゆったりしているので、混雑しているという感じは全くない。雑誌等でもほとんど宣伝されていないのだが、これはこれは良いところですなぁ。

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で、メニュー。こういう高級店とすると比較的お手頃価格なのも嬉しい。で、陳列メニューを見てビビン!と来た超久々の粟ぜんざいをお願いする。嫁は葛餅を。

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で、俺注文。粟ぜんざいがじゃじゃんと登場。粒々の蒸し粟のもっちりした感じに、驚くべき滑らかさの温かいこしあんをたっぷりと合わせてある。雑味の無いスッキリした甘さで、食べ進むほどに笑顔がこぼれてくるのだ。旨いです。

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で、嫁注文のくず餅。今練りたてです的熱々なもので、それに砂糖と黄粉をまぶして頂く素朴なお菓子だ。粟ぜんざいは結構お腹に来るしっかり量だが、こちらは軽いお茶にぴったり。

坪庭を眺めながら、暫しホッコリとした空間で心の芯からくつろぐのだ。PA代も不要だし、夏はカキ氷もあるようなので車で市内に出たときは再訪確実店。ご馳走様でした。

 

◆鶴屋吉信(つるやよしのぶ) 本店
住所:京都市上京区今出川通堀川西入ル
営業時間:[1F:店舗]9:00~18:00 元日・2日休
       [2F:お休み処・菓遊茶屋]9:30~18:00(L.O.17:30) 水休
TEL:075-441-0105

 

 

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で、手作り和菓子は1F店舗で買い求めることができるのでお土産に。生菓子なので日持ちは1日だけ。とても上品な甘さで良いお茶タイムになりました。