フォトアルバム

カテゴリ

関西食道楽系blog

  • 関西グルメ情報源

京都blog

  • 京都グルメ・イベント情報

-天気予報コム-

便利な機能

  • カレンダー

■フレンチ  2014年 Feed

2014年12月28日 (日)

コリス(2)@松原通

休み中ということもあり、いつもにも増して長いネタです。(汗)
11月ごろスマホを最新版のものに更新したのをきっかけに、今更ながらFacebookに参加させてもらった話は以前書いたのだが、リアル知り合い以外に交流したい人!と考え一番初めに思いついたのが、京都系の濃密なグルメ情報を流しておられる「京都グルメタクシー」さん。
こちらは偽名且つ犬写真なので、どうにも激しく怪しいおじさんなのだが、友達リクエストをお送りしたら気軽にOKを頂いて、私のFacebook生活がそこからスタートしたのだ。

で、友達承認のお礼の際に厚かましいことに「どこか美味しいところはありますか~」とメッセージをお送りしたら、最近松原通のコリスが復活されているとの嬉しい情報。
フレンチ料理寄りの美味しい洋食を出されているお店だが、ずっとメディアでも取材お断りで、昔、blog繋がりでたまたまお教えいただいて知ったお店。初訪問が2005年でその当時から既に知る人ぞ知る大人気店なのだが、キャパは14席しかなく、予約を取るのはかなり困難だったのだ。何回かのチャレンジでようやく席を取り、一度目に行ったときはご主人が、気に入って2回目、3回目に行ったときは奥様がそれぞれ1人でお店を回されていたように記憶。

で、いつものようにこのblogでテンション超高めのネタを書いたら、常連さんから迷惑されているで~!と釘を刺され(汗)、店名をマスクして封印したのが1回目の訪問の2005年。そんな話をグルタクさんにしたら、もう食べログにも載っていますし、大丈夫なんじゃないですか?とのこと。お聞きしたのが12月初めで、予約電話したら土日のディナー時の席が取れたのは12月27日だった。(ちなみにランチから中休み無しで回されているので、15:00~17:00ぐらいは比較的取れやすいそうです)

1
で、京阪五条駅から、松原通の坂を登ってワクワクしつつやってきた18:00。あらかじめ予習は岩間さんのblogで完璧。お店の中に。8年ぶりの再訪。

2
当然満席。現在は奥様と2人の娘さんがシャキッと白いコック服に身を包み、颯爽とお店を回されている。メニュー、こんなに多かったですかねぇ。別にハンバーグやトンカツなどの洋食系メニューが20種類ほどあるので、なんだか驚くほどの種類なのだ。

3
嫁と泡物でスタートなんて良いよね!とカヴァのハーフボトルをお願いする。¥1900なり。すきっと辛口で美味しいですな。。サーブ担当は上の娘さんだが、好みを言ってお願いすると説明もちゃんとしてもらえ、なんだか違うお店のようだ。良いですな~。

4
突出し。焼きトマトとサツマイモ、手前はコッパにリコッタチーズとオリーブオイルをかけたもの、ラスクの上に乗っているのはガーリックが利いたポテトサラダ。いやー、呑めますよこれは。。

5
で、なんだか超ボリューム大なバゲット、それに塗り付ける用の黒オリーブタップナード(魚感は少な目)とトマトペーストが。バゲットは他のお上品なお店では、1切れで2人前、と言う感じなので、これで8人前は取れそうですな。。
が、このバリッとしたバゲットに合う料理が目白押しなのだ。

6
まずは少な目でお願いして良いですか?と無理を言って出してもらった、牛タン、もも肉、テールのゼリー寄せ、それにフォアグラのテリーヌ。それぞれ¥1900なり。 口に入れるとすっと溶けるフォアグラテリーヌには蜂蜜、それに干し柿を合わせて、肉の旨み、食感しっかりなゼリー寄せにはたっぷりの粒マスタードを。 バゲットと一緒に頂くと至福ですな。。

7
魚っぽいものが2種類続くので、どういうのが良いですかね、とボトルワインをお願いしたらシチリア産のロゼを推薦して頂いたのでそれを。¥4400なり。洋食に合いそうなふくよかな感じで美味しい。

8
コリスに行ったらこれは食おう!と狙っていたホタテのお刺身辛いさんしょソースで¥1500なり。ニンニクと生姜、ネギの微塵切りに、山椒とラー油がぴりりと利いた醤油系中華ソースが激しく合う。酸味が無いのがコリス風。相変わらずの美味さに嫁とニコニコ。

9
で、白子と雲丹のグラタンで¥2900なり。具は正に鱈白子と雲丹のみ、あとはそのダシが染み込んだホワイトソース以上!という超潔さ。これがなんともパンと相思相愛。出てきたときはこんなでかいバケット食えるかいな、と思ったがバゲットをちぎる手が止まらず、ほぼ完食。。いやはや良く食いますな。。

10
で、頼んで無いサラダが出てきて?という顔になっていると、頼んだ豚肉のブルーチーズカツ¥1750の付け合せ。そうそう、コリスってそういうシステムだったね!と思い出す。 ロースハムサラダ、ポテサラ付き、みたいなしっかり量。ちゃんと瑞々しく旨いのだ。

11
で、メインにできる料理が20種類ほどもあるという悩ましいお店なのだが、今回はグルタクさんのblogで見て、過去コリスで頂いたことがなかったので狙っていたブルーチーズカツを頂くことに。ブルーチーズを挟んで2つ折りにした豚肉を揚げてあるので、厚みがゆうに25mmはあるという存在感抜群な一品。見たとたんに即、赤ワイングラスを2つ追加ということで。

12
切ると中からとろけるチーズの洪水が。。素材の味以外の甘味を乗せていないビターな大人向けデミグラスソースに、塩味の効いた癖のあるブルーチーズが混然一体化!困ったことに、これもまたパンが進むメニューですな。。

いやー、大堪能! コリスでは〆にトンカツサンド!という破壊力抜群メニューもスタンバッているのだが流石に今回は食えねえ!と言う気分。が、ここでは過去デザートに行きついたことがなかったので、ちょっとだけ甘いもので〆ようね、ということに。

13
嫁チョイスはプリンで¥500なり。ビターなカラメルソース、とろりんと濃厚で美味しいですな。期待を裏切らないお味。

14
で、今日は焼き林檎がありますよ、というので軽い気分でお願いしたら、大きなの1個分でした。シンプルなアングレーズソースと合わせてあるので、意外にすんなり食べてしまいました。大堪能なり~。

颯爽と料理やサービスをこなすお若い2人の加入で、店内は奥様1人で回されている時代の面影は無く、なんとも良いレストランになりましたなぁ。以上で、カヴァハーフボトル1、ロゼフルボトル1、赤グラス2(¥1100と¥700)と、そこそこしっかり呑んで〆て¥18000なり。 半分は呑み代なので非常にお安い気分。
しかし、類似のお店を全く思いつかないフレンチ洋食堂ですな。次回はもっと色々食べたいので、機会を作ってぜひ4人で!来たいお店です。ご馳走様でした! (でも、席取れないんですよねぇ)

 

 

 

◆コリス
住所:京都市東山区松原通大和大路東入2丁目轆轤町101
営業時間:11:30~19:00(L.O) 閉店21:00 火休
TEL:075-561-9281


 

2014年12月 2日 (火)

ベルクール、超超超超久々、再訪(2)@元田中

実は先週、3連休のしわ寄せか今年2回目の風邪で寝込んでいて、久々に会社を2日間お休みした、なんだかなぁな1週間。37℃の微熱が続いて鼻水が止まらず声が出ないだけで意外に元気なのだが、声が出ないと仕事にならないので、ま、家でおとなしくしており、流石に週末のディナー予約等は一切しなかった。

が、金曜日なんとか会社から帰ってくると、肩の荷がすーっと降りてsweat01なんだか元気になってくる。そのまま8時間ほどしっかり寝て、土曜日の朝ようやく復調、と言ってよい気分。が、朝から久々のざんざ降りの雨の京都地方。

嫁と相談し、どこか美味しいランチを食べようかと言う作戦を立て始める10:00。まだ紅葉シーズンなので、そういう紅葉ポイントの近くは厳しそうな予感。箱が大きいところなら!と最近ビブグルマンになった京都では結構昔からやられているフレンチを思い出す。嫁が予約を入れると最後の2席なので料理が遅くなるかもしれませんが、とのことだったが、もちろんOKで12:30の席を押さえたのだ。

帰りに買い物などの予定もあるので、雨の中、嫁の運転で元田中まで。お店近隣は数か所コインPAあり。思い出してキッチンごりらのそばに車を停めてお店に。

1
山中越えに向かう時は、散々前を通るのだが、今回の再訪はなんと9年ぶりなのだ。前回はなんともオーソドックスなフレンチだったのだが、もう前書いたネタにはリンクしたくないほど違うお店のような気がしました。(と、いうほど覚えてもいないですがね。。だはは)

2

お店に到着。当然、ほぼ満席と言ってよい状態。京大がらみなのか男ばかり6名グループや、可愛らしくお利口さんな3歳児・4歳児(たぶん)を含むお誕生日祝いのご家族など色々な客層なのが、なんだか楽しい。

ランチメニューは、突出しとスープ、前菜5種、メイン5種のプリフィックスにデザートお茶がついて¥3800、メインが魚肉2皿になると¥4800、秋の特別コースが¥5500(お隣のテーブルがそれだったので見ていたが、内容がとても良いです)という布陣。我々は軽めにね!¥3800のをチョイス。席料が¥300なので、実質¥4100なのだが、なかなか充実の内容なのだ。

3

で、このコースがスープのかわりに250ccのテーブルワインをお願いできるという呑み助には嬉しいサービスあり。嫁に運転をお願いし、可愛いカラフェに入ったワインを頂く。はぁ、休日のランチが更に輝くものになるのだ。

4

で、突出し。ガラス製密封容器に入って出てきたのは、生牡蠣の瞬間燻製。ガラスの容器に燻製煙が封入されていて容器の中で燻製になるという趣向。蓋をあけると香ばしい煙とスモーク臭が立ち上るなかなか面白い趣向です。

5
嫁チョイスのスープ。蕪ピュレを使った優しい味で、浮身に生海老の身が入っているのが斬新ですな~。ビジュアルも含め芸が細やか。

6
でプリフィックスの前菜から私のチョイス。香ばしくコロレした真鱈の白子と帆立貝松葉ガニのリゾット、蟹味噌ソースと。加算¥500なり。
コロレとはじっくり炒めて色を付けること、だそうな。確かに白子と帆立にはしっかり入っているが香ばしく美味しい。リゾットも良い感じですな。

7
出てきて、おもわずうわーと声が出た蝦夷鹿、豊後鶏、フォアグラのパテアンクルート。なんだか驚くほどのしっかり量。ソースもビーツを使っていて根菜づくしな付け合せがとても楽しい。本日一の皿がこちら。

8
メインの皿。俺チョイス、牛タンの赤ワイン煮込み。定番中の定番だが付け合せも含めバランス良く、非常~に美味しい。

9
嫁はアイスランド産だという仔羊のソテー。タイムの効いたソースで。これも大変量しっかり、まろやか甘い系なソースが美味しいですな。。

これは相当にイケているねぇ、と感心しきりなのだがデザートもなかなか美味しかったのだ。これも栗とチョコの2種類があるので、当然2種類をシェアするのだ。

10
こちらは私のチョイス、モンブラン。外の平たいのはメレンゲの砂糖菓子で、ふわさくっと儚くも溶ける。ま、なかは期待通りな感じ。美味しいです。

11
んで、こちらは嫁チョイス、チョコのお菓子。ゴルフボール大、テニスボール小ぐぐらいの見事なチョコボール。厚みは1mmほどだが、なかにチョコクリームにジェラート。ナッツ類にオレンジなどが仕込まれている芸の細やかさ。嫁、大満足。

12
で、かなりお腹大満腹(写真撮り忘れですが、バゲットまでおかわりしてしまい。。)で、美味しい小菓子、それにしっかり珈琲を頂いて充実ランチ完了。¥以上で〆て¥10000チョイという大納得価格なり。
なんだか昔の面影は内外装だけで、お料理は随分今風なものに。流石、ビブグルマン!ですな。いやー大満足、良きお店です。(ちなみに、9年前のディナーはこんな感じ。この便利でもない場所で続いている、というのはそれだけで偉大ですな。。)

 

 


 

 

◆Le Bellecour(ベルクール)
所在地:京都市左京区田中里ノ前59
営業時間:11:30〜14:30
       17:30〜21:30 月休
TEL:075-711-7643

2014年11月 9日 (日)

Restaurant 青いけ@竹屋町通高倉西入ル

先週の土曜日、ランチネタを1つ。
3連休中に1か所ぐらい贅沢ランチを食べようよ、と珍しく1週間前ほどに予約したのが、今年2月にオープンした御所南のフレンチ料理店、青いけ。NET上のグルメ系情報源でも評判は上々。かなり期待しつつお店に。

当日は朝から雨模様で、最寄駅の地下鉄丸太町駅を出たら結構な土砂降り。駅から5分ほどなので、なんとか到着。

Photo
京町屋リノベーション物件で、2階建て。ぱっと見、フレンチレストランにはとても見えない。というか、看板が無いとレストランであることもわからないほど自然に京都の街に溶け込んでいる。

2Fのテーブル席は12席、それにカウンター席が8席。カウンターの一番奥に陣取るのだ。ランチは¥3800、5500、それに¥7500の3種。メインが魚肉ともになるのが¥5500からなので、それを事前にお願いしておいた。

2
カウンター上にはシャガールの絵皿がセッティングされている。お箸もセットしてあるのだが、京都フレンチでは意外に多いですな。
寄木張りのカウンター席は、お洒落和食店でもそのまま使えそうな、仏蘭西感少な目なものだが、スッキリしていて上品、オーナーのセンスが伺えますな。現在はシェフとサブ2名、フロア2名の4名体制の模様。

3
で、まずは冷たい突出し。安納芋のムースにしっかりとした濃厚コンソメジュレを合わせた一品。芋の自然な甘みにコンソメの塩気がマッチしますな~。美味しいです。
当然、飲む気は満々でやってきているのだが、グラス用に抜栓しているボトルは白・赤各2種類。ランチ用は¥700~¥900とお手軽価格なので、ま、ついついアルコールも進んでしまうのだ。

4
お次はこのお店のキャラクターが解る野菜感しっかりな皿。野菜のテリーヌ、それに平目のカルパッチョ。トマトだけで3種類、ほうずきにインゲンなどなど、この一皿で15種類以上の野菜が確実に採れる。塩分超控えめであっさりしているのが嬉しい。個人的には、もうちょっと量が欲しいのだが美味しいです~。

5
お次はホタテの温菜。青紫蘇に巻いて軽めにソテーし、巣篭り状に揚げガダイフ(細麺)を乗せた面白い一品。皿状のソースはオマールの濃厚なアメリケーヌソース。いやー、これもきりりと冷えた白ワインにピタリ。

6
旬のマッシュルームをてんこ盛り使ったと思われる温かく、さらりとしたポタージュ。もう茸感がしっかりで、とてもまろやか。なんだか優しい気分になれる味。

7

剃刀鯛、という魚は過去食べた経験が無い気がするが、そのポワレ。ビーツのソースが目にも鮮やかですな。焼いている間の香りがなんだか軽めのくさやのような独特の香りで、どうだかなぁ?と思ったが、お味のほうは香ばしくて上品な白身であっさり。美味しいです。

8
こちらは近江牛?だったかのリブロースの中心部、リブ芯を使ったステーキ。見事な火入れです。ジロール茸、マデラ酒とクリームを合わせたしっかりしたソースも美味しい。

御料理が美味しいのでついついワインを頂くピッチも上がり、嫁と2人で、昼間っから白6、赤1も頂いて大ご機嫌状態。

9
で、事前にシェフからの「大きな音が出ますので!」とアナウンスの後、がががががががーと、確かに結構大きな音が数分間。アイスクリームマシンからでてきたのは、まろやかな洋梨のアイスクリーム。奥の白いのは非常に濃厚なブランマンジェ。クリームチーズの割合が非常に多く、ババロアとチーズケーキの中間ほどの濃度で、非常に旨かったです。大満足なり。

10
で、珈琲を頂いてほっと一息、美味しいランチでした。スプーンに珈琲豆がくっついているのはちょっと面白いかも。

カウンターは満席、テーブル席にもカップルが入っているようでほぼ満席状態。なぜだか我々以外は多分全員、地元京都の方だったと思われるのが印象的。(ま、お話を聞いているのも面白いのですが、なんだか濃い空間になりますな、色々と。。)
御料理は税込¥5500で、これはお得感があるなぁ、という印象。更にワインがお手頃且つ税込価格なので、7杯グラスを開けて〆て¥17000弱。これはお値打ちですな。ご馳走様でした、また来ます~。

 

 

◆Restaurant 青いけ
住所:京都市中京区竹屋町通高倉西入塀之内町631
営業時間:12:00~13:30(L.O) 18:00~21:00(L.O) 月休
TEL:075-204-3970

2014年9月27日 (土)

レーヌ デ プレでランチ(2)@丸太町

火曜日は秋分の日で、京都市内イベントが無いか検索していた嫁が、そろそろ梨木神社で萩の花が満開だとの情報をネットで拾ってきた月曜日。過去、萩の花を愛でに出かけた記憶はなかったので、それも良いねぇとお出かけすることにしたのだが、ま、当然、我が家では、その近隣で何か美味しいもの!ということになるのだ。

で、以前から再訪を狙っていたフレンチに予約TELすると、意外にすんなり席が取れたのだ。お店の名前はレーヌ デ プレ。前回ネタがこちらだが、うっかりしてカメラのメモリカードを忘れてしまい、写真無しになったリベンジだ!ということに。
昨年行った京都のフレンチ店でも3本指には入る美味しい、且つゆったりと食事ができる小さな、小洒落たフレンチ料理店。
パリの三ツ星料理店「アルページュ」で修業された髭面のシェフ、それにトークが軽快なソムリエの2人編成というミニマルな編成で、席数はわずか8席。

0_2
自宅を出ると突き抜けるような雲一つない青空。散歩でもしようと地下鉄丸太町から京都御苑を西から東に通り抜け、梨木神社に。いつもは湧水をくみに来る人しかいないのだが、今日は琴の生演奏があるようで流石にギャラリーで盛況だ。
が、萩の花の盛りは数日ほど過ぎた様子だった。チョイ残念なり。

1_2
で、梨木神社から15分ほど南に進む。12:00ピタリにお店に。
現在はランチメニューは¥5750一本のみだが、皿数は非常に多く、さぁ、今日は呑んじゃうぞ~と店内に。

2_2
で、まずはお決まりの前菜「師へのオマージュ」なり。卵の殻を器にし、半熟の卵黄に甘味、酸味、塩味、辛み、苦みと複層的に味を重ね合わせた逸品。メープルシロップの甘味が支配的。スプーン1匙ごとに味の絡み具合が変わり、こういう味だ!と表現できないもどかしさ。ウマー!ではなく、じんわり美味しい。当然グラスシャンパーニュと共に。

3_2
シェフの遊び心と銘打たれた前菜。角切りで表面を軽く炙ったサーモンに軽くビネガーを乗せ、それに紫蘇芽、タップナードを合わせた軽やかな一品。
当然白ワイン~となるのだが、ランチ時はお手軽なモノがラインナップされているのでドリンク代は想像以上にお手頃だ。初めは爽やかで呑みやすいものとお願いし、NZ産ソーヴィニオンブランを出してもらう。

4
パンが温めた石板が入った木箱で出てくるのも、京都ではこのお店しか知らない。長岡京のCINQ製だが、チャバタ的な丸パンで食事に良く合うのだ。

5
お次は帆立貝のサラダ、秋野菜のマリネ。ホタテは片面だけを香ばしく焼いて半生状態。それにキノコ類や里芋、柿スライスなどを細やかにあわせた一品。これも呑めます。

6
目鯛のポアレはシャンピニオンが3種類の表情で合わせてある。火入れ完璧なポアレに茸の風味が乗ったクリームソース、ソテー、それに振り掛けた乾燥パウダー。ふわっと振り掛けたマイクロロケット(ルッコラの芽)の香ばしさも良く合いますな。旨し!

7
ランチのメインはずっとこの「田舎鶏若様の低温ロースト」のようだ。低温調理した胸肉、わずかに火が入った半生のささ身、カリリと香ばしく仕上がったもも肉という3種の部位それぞれの味のハーモニーが素晴らしい。

8

この時点で、シャンパーニュ2、白グラス3、赤1と結構呑んでおりお腹は程よく一杯~なのだが、怒涛のデザート3連荘攻撃が始まるのだ。こういう構成も珍しいですなぁ。
で、先に飲み物をチョイスさせてくれる。ハーブティなど紅茶類が豊富にあるので、珍しく2人とも紅茶を頂こうよということに。

9
まずはヨーグルトと蜂蜜のソルベでさっぱりと、という趣向。下に敷いたソースは多分リンゴのカラメル煮をポテッとしたピュレに仕上げたもの、林檎の薄切りを突き崩しながら混ぜて頂くと非常に美味しい。

10
で、呑みっプリを見てソムリエが「これを合わせると美味しいですよ!」と出してくれたシャトー・ド・ブルイユ ポモー・ド・ノルマンディなる、カルバドスにりんごジュースを加えた後、オーク樽で14か月間熟成させたお酒。アルコール度数は強い日本酒並みの17℃もあるのだ。
ダイエット中には絶対呑んではいけない!甘口だが口当たりが良く、非常に美味しい。林檎を使ったデザートに合わせるなんて小憎いですな。 あまりに美味しかったのでグラスでもう1杯追加を。(しかし、こういう提案は酒飲みには無条件で嬉しくなるサービスですな。。。)

11
で、これまた変わった一品で洋ナシのタルト。マティーニ用のグラスの底にかりりとしたタルト生地、上に洋ナシのムースとクリームが乗っていて、上から突き崩して頂くと口の中でタルトが構成される、というような趣向。ま、想像力は無限大~な一品。

12
で、最後は無花果とチョコレート系なモノ3種を合わせた一品。メインは滑らかで濃厚なムース、さっくり仕上がったチョコレート風味のチュイル、それにしっかり骨太チョコソースが合わさったチョコ尽くし。さっぱりした無花果が口直しになり相乗効果。

13
で、最後に紅茶と小菓子で〆るのだ。嫁と別々のハーブティをお願いしたら、相手側のミニカップをそれぞれに付けてくれる気配り。やりますな。

以上で〆て、¥20000チョイという大納得の大満足ランチでした。文句なく、現在の京都フレンチのランチ部門では推薦できるお店ですな。ちょっと良い日に酒飲みカップルで行くと、更に良い日になるでしょうな。ご馳走様でした、また来ます~。

 

 

◆レーヌ デ プレ(Reine des pres)
住所:京都市上京区中町通丸太町下ル駒之町537-1 MAP
営業時間:11:30~ 13:30(L.O) 18:00~ 20:00(L.O) 木休
TEL:075-223-2337

 

14
で、買い物をしてから17:00すぎ丹波橋へ。自宅に向かって丹波橋通を西に下って行ったら、途中にある「かましきさん」なるお寺さんで、萩の花が大満開なのを発見。いやー、満開時にはこういう風になるのですな。
秋の気配を感じることができた、良い秋分の日でした。

 

 

2014年9月24日 (水)

アスペルジュ・ブランシュでランチ(2)@地下鉄五条駅

観光都市京都で食事処と言えば、なんといっても世界文化遺産な和食なのだが、海外からのお客様も多いので、フレンチやイタリアン店も結構豊富。
有名な高級店はまだ回りきれていないが、お手頃価格の普段使いな良店も沢山あり、ランチはどこぞビストロ的なところで食べようよ、と決めたら目移りするほど。

その中で最近行ったお店で非常にコスパが良いビストロを思い出す。お店の名前はアスペルジュ・ブランシュ。5月にディナーに行って、鴨ローストのでっかさに驚愕した高CP店。お若いがかっちりした料理を出されるシェフとほっこりサービス担当の奥様のチームワークも良好で、そうだそうだあのお店に行こうよ!と予約を入れた木曜日、無事日曜ランチの席が取れる。(実は、5月以来2度振られた経験アリ)

1

地下鉄五条駅の南西側、3分足らずの駅近物件。秋風が気持ち良い良いお天気の日和で、今日は早めに自宅を出て、お腹減らしの散歩がてら岡崎方面でこの写真を撮ってから、やってきたのだ。

2
ランチセットは¥1800。それに追加メニューで、リエットやカンパーニュなど、前菜を追加して頂ける趣向。予約で満席!と表示が出ておりニコニコと店内に。

奥様はでっかい鴨を食っていたことを覚えて頂いており、ご挨拶しつつ、赤ワインで昼酒の幸せを満喫するのだ。(ちなみにグラス¥600と¥800の2種)

3
で、まずはサラダ。黄色いプチトマト、オクラにミョウガ、大根に赤・黄2色の人参などなど京都大原の野菜をたっぷり使い、味付けも超抑えめだが、血液浄化!な健康的な一皿だ。嬉しいですな、ビストロでこういうの。

4

で、追加でお願いした鴨とフォアグラのテリーヌは¥1600なり。厚みは2cmほどのしっかり量。赤ワイン風味のマスタードとともに、
滑らかなフォアグラと鴨ミンチにころんとした角切りなど色々な食感が1つに合わさり、非常にウマ! パン劇消化系ですな。HANAKAGOのバゲットのお代わりも頂きつつ、ニコニコと頂くのだ。

5
スープはとうもろこしポタージュ。非常に軽い仕上がりで、しっかり甘味が乗ったトウモロコシが偉大な一皿。温かいスープが嬉しい季節になりました。 

6
で、メインの肉料理がこれまた凄し。定番の牛赤ワイン煮だが、驚くべきしっかり量、且つフォークでほぐれるほどやわやわ。そんなに甘口にしていない程よい濃度のソースが美味しい。やりますなぁ。

7
魚は鰆のオリーブオイル煮。あまりフレンチで頂いた記憶が無い一品。非常にあっさりした仕上がりでマッシュポテトや野菜と一緒に食べるのがなかなか旨し。これまた量しっかりだが、文句無く健康的。でも、個人的にはかりっと焼いたほうが好きかな。。基本料理はシェフ1人でやっておられるので、その関係もあるでしょうが。

8
甘いものも抜かりなし。しっとりと仕上げてある非常に美味しいチョコロールケーキ、それに洋酒の香りしっかり!な大人向けラムレーズンアイス。ま、文句無しな旨さ。以上+珈琲で充実ランチ完了!

赤ワイン3を開けても以上でピタリ¥7000という充実ランチ。定番メニューばかりで安心感の高いラインナップ。が、どれも丁寧な仕事且つ今風アレンジで美味しい。近隣に京都らしい観光地は無いが、わざわざ足を運ぶ価値ありな一軒ですな。路地向かいにはスッキリ餡が超美味しい有名おはぎ屋さんもありますので、買いにがてら、ぜひどうぞ。happy01

 

 

◆アスペルジュ ブランシュ (Asperge Blanche)
住所:京都市下京区横諏訪町313-2
営業時間:12:00~14:00 18:00~22:00 火休
TEL:075-352-4570